李 連杰 (ジェット・リー) 


<出演作品 (見たもののみ列挙)
制作 邦 題 原 題
1982 少林寺 少林寺
1983 少林寺2 少林小子
1991 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明 黄飛鴻
1992 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱 黄飛鴻二之男兒當自強
1995 D&D 完全黙秘 給父/巴父/巴的信
1996 冒険王 冒險王
2000 ロミオ・マスト・ダイ 致命英雄
2001 キス・オブ・ザ・ドラゴン 猛龍戰警
2001 ザ・ワン 最後一強
2002 英雄 (HERO) 英雄
2003 ブラック・ダイヤモンド Cradle to the Grave


  ★の数は管理人の満足度です。世間的な評価とはずれがあると思います。

1982 少林寺
★★★★★
初めて見た彼の作品。
冒頭から目にも止まらぬ速さのカンフーを見せてくれます。
少林寺の修行僧たちのさまざまな流派を見られるし、
修行しながら上達していく過程がじっくり描かれていて、
とにかく少林拳を見るならこれ!

また、武術場面が素晴らしいのはもちろんのこと、映画全体として楽しめる作品だと思います。のほほんとした場面あり、ベタなギャグあり、ミュージカル?と思うような場面まで。

見終わって「あー満足!」の気分が味わえました。

1983 少林寺2
★★
邦題とビデオパッケージから受ける印象と、作品の内容は「全く」違います。
オープニングがいかにも昔の中国風アニメーション。
実写に変わってからも、映るのは実に牧歌的な風景と子供たち。
後半になって緊迫した格闘シーンがありますが、
全体的にはのんびりとした昔話という印象です。

1991 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明
★★
ビデオには第三弾と書いてありますが、これが第一弾です。
天地大乱を先に見たのでどうしてもそれと比べてしまうのですが、
あまり楽しめませんでした。
配役(主人公の弟子たち)が多すぎてごちゃごちゃ、敵も焦点がはっきりしない、かなり残酷な場面がある、などなど、個人的には人には薦めたくないです。

1992 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
★★★★
楽しかった! シリーズ中傑作と言われるのも納得します。
前作にも登場した主人公のお供をする弟子が、俳優が変わってこちらではとても可愛い。作品全体の雰囲気もこちらの方が明るいです。
格闘場面についてはドニー・イェンとの棍術と、ホン・ヤンヤンとの剣術が素晴らしいです。
ドニー・イェンはストイックな感じ、ホン・ヤンヤンは怪しさとおかしさ全開です。

<おまけ>
主題歌を歌っているのはジャッキー・チェン。中国名の「成龍」で表記されています。また、主題歌の題「男兒當自強」がそのまま映画の原題に使われています。

1995 D&D 完全黙秘 
★★★
原題は「お父さんへの手紙」。家族愛がテーマという他であまり見ない設定です。
連杰の息子役の謝苗くんが、素晴らしい武術を見せてくれます。
少林拳的神童と呼ばれているそうで、功夫皇帝と呼ばれた連杰の息子役として、これ以上の配役はないのでは?と思いました。
さすが香港映画、と称えたい部分と、こういうところが香港映画・・・・・と引きそうになる部分がありますが、見て損はないと思います。

1996 冒険王

金城武が共演するのが楽しみで見ました。結果。TV放送でよかった・・・・・・・。
なんとものりが香港映画そのものというか、途中で飽きました。
見所は・・・・・・うーん、連杰が浮かれてダンスのステップを踏むところと、
女装でしょうか。

2000 ロミオ・マスト・ダイ

公開時の広告を見たときはかなり期待を持っていたのですが、
うーん、うーん、なんだか展開がまどろっこしいですぞ。
舞台がどこなのか、最初はなかなかわからなかったし・・・・・・・。

2001 キス・オブ・ザ・ドラゴン
★★★★
リュック・ベッソン監督だけあって、作品全体がスピード感にあふれ、映像もとてもきれいです。
現代ものの中では一番気に入っています。
アクションシーンも趣向がこらしてあって、記憶に残るシーンがいくつもあります。
でも最高に好きなのは、武術らしい武術を存分に見せてくれる後半の場面。
チェッキー・カリョは、「クライング・フリーマン」でも悪徳刑事を演じています。
(でもこちらのほうがずっと悪い・笑)

2001 ザ・ワン
★★
見始めてすぐの感想。意外。予想よりもずっと軽い。
その他思ったこと。
・笑いを狙っての場面なのかどうかわからないけど、爆笑してしまうこと2回。
・これって○○○・・・に似てないかな?
・マークでやってほしい(だってマーク主演でこの雰囲気のはいくらでもあるよ!)

2002 英雄 (HERO) 
★★★
期待が大きかったので、「え?こうなの?」という感じでした。
語りを再現する、という「藪の中」や「戦火の勇気」のような形式で、あまり盛り上がりがなかったような。
衣装は確かに綺麗でした。でもどれもひらひらと長くて格闘しにくそうだなぁ、とか「映像美を見せる」という気合が感じられすぎるなぁ、などと思ってしまいました。
格闘場面以外にも「ありえんだろう」というところが多くて、私にはあまりあいませんでした。

2003 ブラック・ダイヤモンド

マークが共演したことはおいておいて。
映画として楽しくない。 連杰の最初のシーンはすごく期待を持たせますが、
その後の展開がごつごつしていました。
ひゅううっ、という気持ちのいい流れがないのです。
DMXの役は娘思いの父親、という描き方をしていたようですが、
そもそも彼は強盗一味のリーダーで、ちっとも「良い人」には思えません。
娘に盗品のネックレスを与えて悦に入っている場面、
それでいいのか!?と思わずにいられず・・・・・。



<名前について>
李 連杰 = li lian jie (普通話=中国標準語) ≒ リー・リェンチエ = Jet Li

現在日本での通称は「ジェット・リー」または「リー・リンチェイ」。
「少林寺」「阿羅漢」のころは「リー・リンチェイ」と表記されていますが、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」では「ジェット・リー」になっています。
改名したのではなく、デビュー時から英語での名前が「Jet Li」だったのが、
日本でも使われるようになったそうです。

私個人は「李 連杰」と書くことが多いです。
「リンチェイ」というより「リェンチエ」 (「 」は「ちっ!」と言う時の音に近いです)ですし、
「ジェット・リー」だと、千葉真一を「ソニー・チバ」(彼の英語圏での芸名)と呼ぶような居心地の悪さを感じてしまうのです・・・・・。